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地域包括ケア病棟(西館3階)

急性期治療を終え、病状が安定した患者さんでも在宅や施設に帰るには不安がある方などを受け入れ、リハビリや経過観察を行いながら在宅復帰支援を行う機能・役割を持つ病棟となります。当病棟は在院日数が60日以内という縛りがあります。その中で患者さんやご家族の意向を伺いながら住み慣れた地域で切れ間のない支援が受けられるよう、いかに支援していくかがポイントとなります。そこで重要となるのが多職種協同での退院支援です。入院中は定期的に医師、看護師、薬剤師、セラピスト、相談員、退院支援看護師など多職種でカンファレンスを行い、院内外の関係職種で連携を取りながら知識や情報を共有し、その人らしく生きられるお手伝いができればとスタッフ一同研鑽しています。
退院後も支援が必要な方などは、退院前に自宅訪問を行い自宅環境も把握することで、退院後も患者さんが住み慣れた場所で継続した支援が受けられるよう、入院時から退院後の生活を意識した療養の場となっています。

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